バル語リ

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「宝探しのようにたくさんのお店を見つけてほしいバル実行委員長/中島屋クリーニング 福永 康弘

2016.10.24
2013年に初めて開催された豊中駅前バルも今年で4度目を迎えます。そこで今回は、とよバルに関わりのある人たちにあれこれ語ってもらう企画「バル語リ」でその魅力に迫りたいと思います。まずは実行委員長の福永氏の話からスタートです。

きっかけは伊丹バル

—福永さんはクリーニング屋さんなんですね。
福永 はい。私は3代目になります。
—長くこの土地で家業を?
福永 今の場所で始めたのは先々代からです。
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ところ狭しと天井に吊るされた洋服たち
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黙々と作業をこなす福永委員長

—では、なぜ福永さんはバルを始めたのですか。

福永 本業のクリーニングの配達で、弊社の豊中に住むお客様からどこか美味しいお店ない?とか、どこかおすすめのお店教えて欲しいと何度か尋ねられたことがあったんです。そして、また豊中の友人と地元のお店の話になったときに、友人が豊中のお店を全然知らなかったという体験がそもそものきっかけかもしれません。地元にもお店がたくさんあるのに、それを知らないのはもったいないなあ、と。

 

そんなタイミングで、豊中市が伊丹バルの関係者を呼んで街バルの勉強会をするという情報を耳にしたんです。そのような会なんて全く参加したことがなかったけど、気がついたら足を運んでいて(笑) そこでとても興味が湧いたので、実際に伊丹バルにチケットを買って行ってみたら、これはすごいぞ、楽しいぞと。これをぜひとも私の住む豊中駅周辺でやってみたいと思ったのがきっかけです。

実行委員みんなで、1軒ずつまわって参加店舗を募集

—そこから、どうやってバルを実現させたのかお聞かせください。賛同する仲間はいたのですか?
福永 そうですね、まず日頃親交のあるお店さんに声をかけました。でも、バルというイベント自体が少し流行りだしたとこで、まだまだ世間に浸透していなかったので、どういうイベントなのかをまずは説明する事がむずかしかったです。幸いにも熱意のある協力者が何人か集まり、実行委員会を立ち上げることができました。
—バルとはどういうものか、の説明からだったのですね。では参加店はどうやって探したんですか?
福永 最初は参加募集案内を配ったりしてましたが、最終的には実行委員会メンバーで手分けして、1軒1軒、足を運んでましたね。
—知らないお店に飛び込みとか?
福永 私自身も長く豊中に住まわせていただいているので、もちろん知っているお店も多くありましたが、初対面の飛び込みも数多くありました。
—順調に参加店は集まったんですか?
福永 とんでもない。まずイベント自体の知名度がまだまだだったし、説明してもなかなか伝えきれなくて。こういうイベント自体に不信感を持つ方もおられて、門前払いをくらったりもしました。
 
仕込みの時間帯に伺って怒られたことも多々ありましたね。私が飲食業の人間ではないので、飲食業の何がわかるのかと言われることもありましたね。最初に設定した参加店募集の締め切り時には、たしか30店舗くらいしか集まりませんでした。実行委員会の会議でも、これ本当に開催できるの?という重い空気が流れました(笑)それでもやるって決めてからは、みんなで必死になって参加店を募り、最終的には想定以上のお店が参加してくれることになりました。
—最終的には130店舗も参加されたのですね。
福永 そうですね。ありがたいことに。
—バルイベントの中でも多い参加店数かと思いますが、なぜそんなに集まったのでしょう。
福永 なんででしょうね(笑)まず開催エリアが広いのも理由のひとつかなと思います。あとは潜在的にこのようなイベントのニーズがあったのかな、と。
—他に大変だったことは。
福永 いっぱいありましたよ(笑)資料つくったり、マップやWEBサイトつくったり。説明会を開きましたが、最初はまったく喋れませんでしたから(笑)100人以上の前で喋るなんて機会は今までなかったので、うまく喋ることはできないし、目線も泳いでいました。それと、チケットも最初はぜんぜん売れなくてキツかったですね。
開催日の1週間前までほんと売れなくて。とても心配してたことも覚えてます。でも最終的には前売り券がほぼ提供予定数近くまで売れ、当日券は1時間で完売してしまいました。びっくりしましたね。
—うれしかったことは。
福永 ゼロから始めたイベントで当日どうなるのか不安だらけでしたが、開催日にバルマップを広げてまちを歩く人をたくさん見かけたことがうれしかったですね。感動しました。あと、チケットの裏面にアンケートを書いてもらうんですが、「楽しかった」「またやってほしい」という意見をたくさんいただき、開催して本当に良かったと思いました。もちろん、叱咤激励もたくさんいただきましたが。
—バルマップは3回目から冊子に変わりました。
福永 はい。まちのミニガイドブックとしてお店やご自宅で長く使ってほしいと思い、保管しやすく、見やすいようにブック型にしました。以前は折りたたみタイプで、それはそれで良かったのですが、冊子にしたことで、より気軽に読みやすくなったかと思います。
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歴代のバルマップとガイドブック

第1回開催当時を振り返って

豊中駅前を楽しんで、もっと好きになってもらいたい

—バルの楽しみ方を教えてください。
福永 私自身がとよバルを回りたいんですが、委員の仕事があるので当日、お店をまわることがなかなかできないのですが(笑)バルは、初めてのお店を楽しむことが醍醐味じゃないでしょうか。知らないお店って、なかなか気軽に入れないですよね。高そうなお店とか。気になっていても入るきっかけがないお店って、いっぱいあると思います。
 
バルの日はチケット1枚でおトクなメニューが楽しめるし、出てくるものもマップに記載してあり、気になるお店に気軽に入ってみることもできますよね。そして、その日はお店側もウエルカムだから、とても気軽に入れますよね。ちょっと冒険して、たくさんの新しい発見を楽しんでもらいたいと思います。
—新しいお店との出会いのきっかけになるといいですね。
ところで、とよバルの特徴ってどういうところでしょうか。
福永 エリアの広さと、参加店の多さですね。あとは飲食店だけでなく、美容室、雑貨屋、整骨院など幅広いジャンルが楽しめることが特徴ですね。委員長の私もサービス店ですからね。
—イベントも楽しみのひとつですね。
福永 そうなんです。「おと♪なか」という音楽イベントでは、きたしん豊中広場などでライブをやったり、まちなかでミュージシャンやマジシャンがストリートライブを行います。他にも謎解きゲームやフリマなど色々やります。多様な楽しみ方ができるのもとよバルの醍醐味ですね。
—では最後に、バルに参加される人に向けてメッセージをお願いします。
福永 たくさんの人達に豊中駅前を楽しんでもらい、たくさんの素敵なお店を知ってもらえればうれしいです。とよバルに参加してもらえれば、このまちにこんなにお店があったんだと気づいてもらえると思います。ちょっと探検してみれば、豊中で今まで知らなかったお気に入りのお店が見つかるかもしれません。豊中にもたくさんのお店が、おいしいお店やおしゃれな美容室、かわいい雑貨屋さんもあるって知って欲しいです。そして、少しでも多くの方に豊中のことをもっと好きになってもらえれば幸いです。

お話をうかがったひと

福永 康弘(中島屋クリーニング)
1977年大阪府豊中市生まれ。桜塚高校、神戸大学を卒業後、会社勤務を経て家業を次ぐ。2013年、豊中駅前バルを立ち上げる。他にも豊中駅前七夕まつり実行委員長、豊中キャンドルナイト委員長なども務める。1男1女のパパ。好きな食べ物はハンバーグ。座右の銘は「何でもとりあえずやってみる。」

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とよバルスナップ

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